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酒田市在宅ケア講演会
「魔法のような認知症ケア技術 ユマニチュードを身につけよう(入門編)」
日時:2019年3月16日(土)14:00~
場所:酒田市公益研修センター 多目的ホール
対象者:どなたでも参加可(一般市民、看護従事者、介護従事者など)
先週3月16日(土)
酒田市公益研修センター多目的ホールにて、酒田市主催の在宅ケア講演会に参加して参りました。
なんと350人以上の参加者だったそうです!!
それだけ関心があるんですね。
今回の講演会は、
今話題のユマニチュードの入門編として、上田診療所所長の矢島恭一先生のお話でした。
ユマニチュードとは…
認知症ケアの1つで、フランス語で「人間らしさ」「人間らしさを取り戻す」という意味合いとのこと。
1979年にフランスの体育学教師だったイヴ・ジネスト氏とロゼット・マレスコッティ氏の2人が考案・実践されました。
その後、2011年に独立行政法人国立病院機構 東京医療センター 総合内科 医長の本田美和子先生が中心となり2014年に日本支部が発足したそうです。
このケアは、哲学的な側面と実践的な技術から成り立っており、4つの柱があります。
「見る」
「話す」
「触れる」
「立つ」
という人間の特性に働きかけ、ケアを受ける人に「自分は人間である」ということを思い出していただきます。
その実践も映像で拝見しましたが、本当に基本的なことのステップを踏んでおりました。
自分がMSW時代に、実践していたことも多くありました。当時、よく「丁寧だよね」などと他職種の方々より評価していただいておりました。自分的には感覚的に行っていたことなので気付かなかったのですが、誰目線で何を行うかという対応は信頼関係(ラポールの形成)を構築する上で非常に大切なことでした。
また、
当時自分が担当していた病棟の担当医で福村直毅先生から
「人を見て法を説け」
「ない、できない、よりもできる可能性を探せ」
という言葉をいただき、今でも自分の思考軸となっています。
自分はこんな風に解釈しています。
「人を見て法を説け」
相手が理解できる言葉で伝え、相手が理解できてはじめて伝えたということになる。
「ない、できない、よりもできる可能性を探せ」
ない、できない、という結論は、ありとあらゆる可能性を考え試して初めて出る結論である。よって、ますは少しでも相手のニーズを解決できるように、近づけるように、その可能性を探ることが大切である。
看護や介護の現場では、日常の業務で時間に追われることが多々あります。
人間の尊厳ということに視点を置きこのユマニチュードを実践していくには、現場だけでなく自治体や国、社会全体でそれを支える仕組みも必要なのかなと感じました。
最後に、
参加者には認知症の予防やケアのパンフレット、在宅での看取りの暮らしガイド、そして、マイエンディングノートを一人一人に配布されました。
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